初めての入院生活

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☆初めての入院生活☆

人生というのは色々なことが起こるから

楽しくもあり辛くもあるのだと思う訳だが、

今日という日をずっと忘れないだろうと思う。

何故なら、産まれてきて初めて入院ということを経験したからだ。

今までの私は、大きな怪我や病気というものを

経験したことがない、健康な人間であった。

それが、変化し始めたのは、5年ほど前からであったと思う。

突然、頭痛に襲われ、立つこともままならない

そんな状態になったのだ。

その日から色々な体調不良に襲われることが多くなっていった。

年齢のせいにしたくは無いが、

そういったことでの不調も多少なりともあったのかもしれない。

今回入院を決めたのはこういった背景がある訳だが、

入院生活というのはなかなかに大変で

色んなことを制限されていくのは、本当に辛いことだと思った。

検査のために、食事は制限され、大部屋だった事もあり、

寝る時間も決められているわけで。

自分以外の生活する音が気になったりと

入院というのは苦労の連続だと改めて思った。

1週間の入院ですらこんな事を思うのだから、

ずっと入院をしなければいけない方達は

相当な苦労を抱えているだろうし、

医師、看護師の方達もとてつもなく

大変な思いをしていると思うわけであるから、

どちらも、称賛すべき方々であると私は思う。

などと、思いつつ、入院生活1日目、2日目は、

検査と手術で時が過ぎていった。

本当にあっという間だったと思うほどに。

下部内視鏡検査の結果は、問題なし、

手術の方も35分~45分位で終了した。

そこから、点滴や痛み止め、抗生物質などを

点滴されつつ、2日ほど経って

ようやく痛み等も引き始め、

術後1日目程の痛みはなくなったが、

そもそも、毎日5粒以上の薬を同時に

処方されたことがなく、

元々の胃の弱さから、薬の影響で

荒れた胃により、4日目の夜は

眠れない程のみぞおちの痛みで苦しむことに。

その事を、看護師の方に伝えると、

後日、胃の検査も同時に行って貰えることとなったわけだが。

上部内視鏡検査の結果も、食道ポリープや胃に炎症はあるものの

すぐにも手術をするような事もなく、問題なし との事だった。

ストレスに弱い身体にいつの間にかなっていて

それが影響しているとの事で、

ストレス緩和の薬をもらったので、

暫くは落ち着いているだろうと思う。

今現在、入院生活6日目であるが、

さすがにやることも無いので、

早く帰りたいと思いつつ、色々な不安を抱えつつ、

わたしは今日も暇な一日を過ごすのであった。

散々、しんどいのだ、辛いのだ等と

呟いてみたが、結局、ストレス社会による

精神的ダメージを受けていただけだった。

つまり、私が言いたいことは、

ストレスなんて無くなれ!という事なのだろう。

そう思う事で、今までの不調を無かった事にしたいと思う。

本当に何事もなく済んで、よかったと思う私であった。終

病室
処方されたお薬
病院食(最後の夕食)

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